2014年5月17日土曜日

お金

お金についてよく考えるようになった。やっぱり、ケニア人にとっては黒人じゃない人々=お金持ちというイメージが強いらしく、道を歩いていると、お金ちょうだい。とか、なんか買って。とか言われることが少なくない。そう言われるたびに、嫌悪感とまでは言わないけど何とも言えない感情が芽生える。
別に、50シリング(日本円で約60円)を払うことは自分にとって、そして恐らく多くの日本人にとって、大きな負担ではないけれど、初めて会った人に、「消しゴム忘れたからちょっと貸して」くらいな感じで「50シリングちょうだい」と言われると、なんで払わなきゃいけねえんだと思うのだけど、これは自分がケチだからなのか…。

僕が今住んでいるナンバレからブシアに行く際は、マタツという乗りあいタクシーが移動手段なのだが、スタッフと一緒に乗ったときは片道80シリングだったのに、一人で乗ったときは100シリングを請求された。なんでと聞いても、は?という顔をされて、もう降りるポイントは近づいてるし、20シリングくらい別にいいかともその時は正直思ってしまったけど、やっぱり納得はいかない。

決して自分はお金持ちではないけど、現地の人々からしたらお金持ちなのは事実で、日常の小さなお金のやり取りすら、実は自分は搾取されているのではないかと考えたりする。お金ってすごい。昔、ベイブレード集めるのに結構なお金かけてたな…とか、1時間でだいたい1000円くらい稼げる日本のアルバイトって化物だなとか思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿