2014年6月2日月曜日

気付いたら6月

更新をさぼっていました。すみません。
今回は真面目なことを書きます。

最近考えることは支援の「公平性」と「継続性」です。
どのような支援をすれば波及効果が期待できるか、どのような支援をすれば今後の受益者が自立して暮らすことができるのか。例えば、仕事がなく、食糧が不足している家庭に食糧を供給したとしても、援助が終わったときに同じ課題に直面することは目に見えています。かといって、その支援によって助かる人がいるのも事実です。「継続性」って何でしょう…。

また、一つのプロジェクトを行うにあたって資金を取り付ける必要のあるNGOでは、ハード面の支援を行う際に「公平性」の面で問題が生じます。新たな住宅を何軒も建設することは、それだけコストが必要になるので、支援の対象を吟味する必要があるからです。ですが、これも上と同様に、その支援によって助かる人がいるのも事実です。実際にフィールドを訪問し、屋根が脆弱で、相当な雨漏りをするため快適に睡眠をとることもできないという声を聞くと、屋根を改修してあげられたらなと強く思います。「公平性」って何でしょう…。

「公平性」や「継続性」がある支援をしたいとスタッフと話していたら、「でも全員は助けられない」と言われました。そりゃそうだ。理想と現実と、リスクとリターンと、色々バランスを取らないとという感じで今は余裕がないですが、そのうちこの思考のサイクルを楽しめるようになりたいですな。

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